千年の森-yanase-

木目を際立たせる職人の技術

江戸時代から手厚い保護を受け、守り育てられてきた魚梁瀬杉は、今でも千本山の保護林となり大切にされています。
その魚梁瀬杉の美しい木目を際立たせ、木の習性と個性を見極める職人の技術で仕上げています。
ろくろと呼ばれる機械を使い、盆や菓子盆など美しい木目を際立たせていく職人が居ます。 木の習性と個性を見極める技術で額や名刺に仕上げる職人が居ます。木と共に暮らしてきた馬路村の技で作り上げています。
<魚梁瀬杉とは>

魚梁瀬杉(やなせすぎ)とは

魚梁瀬杉の中でも、樹齢100年 ~300年の「天然魚梁瀬杉」は、淡紅の色合い、ダイナミックでありながらもキメ細かい木目が特徴で、 節も少なく、柱材や天井板などの高級建材として人気がありました。天然魚梁瀬杉は、これまで計画的に伐採をされてきましたが、保護し、 次の世代へ受け継いでいくために、平成29年9月をもって寺社仏閣の建材供給や研究目的以外の伐採を終了しました。 天然魚梁瀬杉の原木の在庫利用でつくられた商品は、器(丼ぶり、盆、菓子盆、サラダボウル、おつまみ入れ)となります。 それ以外の杉材商品は「魚梁瀬杉」となっています。